さっきまであんなに賑やかだったのに、お祭りが終わるとどうしてこんなに寂しくなるのでせう。
誰もいない伽藍洞のホールの客席を見ると、いつもそんな感傷に浸ってしまうのです。
まるで線香花火の火花が落ちる、あの瞬間のやうな。
今回はドジで取り柄のない、ただのナミです。
今回、LGBT音楽祭のPrelude 2023に参加させていただきました。
4年振りの開催は実行委員や各音楽団体、そしてご来場いただいたみなさまなど、色んな方々のご協力のもとで実現できたことを本当に感謝しております。
ご来場いただいたみなさまにおかれましては、本当にありがとうございました。
関東で活動しているLGBT音楽団体が一堂に会する機会はなかなかないので、久しぶりに見る顔だったりちょっとした同窓会のような空気感がありました。
合唱だけではなく、器楽やエイサーもあったりと盛りだくさんなイベントなんですよ。
私自身、もともと吹奏楽をやってたのでそういったステージを見るのは好きで、久しぶりに楽器を吹きたい欲が出てきちゃいました。吹奏楽とかのキラキラした音色って本当に素敵で、嬉しくなります。
今回ステージで当団が披露させていただいたのは、2曲でした。
1曲目はラテン語の無伴奏男声合唱曲で、英語の短い詩を出来るだけ歌いやすく音楽的に響きの綺麗なラテン語に翻訳しようと試みた曲だそうです。原詩は「光という言葉で始まり、天使が生まれたばかりの赤ん坊にそっと歌う」といったような内容で、詩の通りすごく繊細で美しい曲です。
2曲目は云十年前のNHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)の中学校の部の課題曲です。
ちょうど今、Nコンのシーズンだったんですよね。私も高校生の部を見てて、今まさに青春を駆け抜けていく子たちの姿を見てると、自分も頑張って歌おうって思ったりしました。
何でもひたむきに頑張ってる姿を見てると、応援したくなるんですよね。
さて外部イベント参加が続きましたが、いよいよ私たちの単独演奏会が間近に迫って参りましたよ。
ちょっとだけ情報を解禁させていただきます。
2024年1月14日(日)午後に、都内東部で行います。
詳細については、お問い合わせメールアドレスにお問い合わせをお願いします。
contact_us@ensemble-memory.org
素敵な音楽で、2024年の年明けをお祝いしましょう。
それでは、また。
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